矯正歯科
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特に小児の「バイオブロック治療」は、
多くの症例と結果に自信があります。
当院の矯正治療について
矯正には事前の丁寧な診断が欠かせません。歯の状態や、患者さまそれぞれの事情や生活スタイルによっても矯正方法の選択肢は変わってくるでしょう。
当院では、これまで小児矯正を扱うケースが多かったのですが、その技術を生かし、ニーズが増えている大人の矯正にも力を入れていきたいと考えています。大人になってからでも歯並びは十分に治ります。
「年を重ねても歯を残し、いつまでも自分の歯でしっかり噛んで、元気においしく食事をしたい」という希望を叶えるために、現在は矯正という治療手段を選択する時代でもあるのです。
今や矯正は大変な治療ではなく、より身近なものになりました。歯並びが気になっている方は、まずはお気軽にご相談ください。
矯正のポイント
- 幼少期の矯正では、乳歯のある時期にしかできない「バイオブロック治療」を採用。子どもの顎の骨の成長を利用した治療を行っています。
- 大人の場合、マウスピースを使った軽度の矯正から、ワイヤーを使った大がかりな矯正まで幅広く対応しています。
- 小児、大人ともに、外科的な処置が必要となる場合があります。当院では口腔外科の経験を生かしながら、より安心で質の高い治療をお届けするよう心がけています。
- 診査診断を重視しています。
矯正治療を行う前には、適切な診査と正確な診断が不可欠です。当院では診査診断を行ってから治療方針を決定し治療を進めます。
・矯正相談料は保険での診察時に無料で行っております。
・精密診査、診断料費用3万円いただいております。
大人の矯正について
歯並びの改善にはメリットがたくさんある
たとえば歯が一本だけ前に出ている、少し歯が重なっていてブラッシングしづらい、虫歯の心配があるなど、歯並びが気になっている大人の方は多いと思います。特に20~40代の女性が見た目を気にされるケースが多く、大人の矯正という選択をされる方は少なくありません。
ご年配の方が、歯周病のせいで噛み合っていたはずの歯がずれてしまい、それを矯正で元の位置に戻すといったケースもあります。将来、歳を重ねても自分の歯を残すためには、歯並びを含めた口内環境を整えることも大切です。
矯正方法は大きく2種類
当院で扱っている矯正は、大きく「ワイヤー矯正」と「マウスピース型矯正歯科装置」の2種類です。
- ワイヤー矯正:歯の表面に審美性の高い白色のブラケットを装着し、ワイヤーを付けて歯並びをきれいにしきます。
- マウスピース型矯正歯科装置:透明のマウスピースを装着し、歯の移動に合わせて交換しながら矯正を進めていきます。
それぞれにメリット・デメリットがありますが、矯正でまず大切なのは事前の診断です。
費用や期間にも違いがあるので、まずは一度ご相談いただければと思います。
矯正料金の目安
ワイヤー矯正 | 66万円~77万円 |
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マウスピース型矯正歯科装置 | 11万円~33万円 |
精密診査、診断料 | 3.3万円 |
このような歯並びでも治療可能
叢生(がたがたの歯)
後から生えてきた歯が並ぶ隙間がなく、歯ががたがたに生えている状態。見た目も悪い上、虫歯になりやすい。
でっ歯
歯が前方に出ており、口が閉じにくい。
開咬(オープンバイト)
上下の歯を閉じた時に、前歯の部分に隙間ができる状態。しゃべる時に発音しにくい。
受け口
上の前歯より下の前歯のほうが出ている状態。しゃべる時に発音しにくい。
小児矯正について
小児矯正は乳歯のある早い時期に始めるのがベスト。
顔立ちも整えながら、本来の美しい口元を実現する「バイオブロック治療」がおすすめです。
小児矯正において、当院では「バイオブロック治療」を採用しています。歯ではなく、顎顔面部の前方成長にフォーカスし、その成長を促すことで、結果として歯並びが悪くなる原因を根本から治す方法です。
では、なぜ歯並びは悪くなるのでしょう。子どもの頭・顎・顔面の成長は、正常であればボールが膨らむように丸みを帯びていくといわれています。それが前方成長と呼ばれ、これが不足すると、代わりに下側へと成長量が増えることになるのです。よく見られる、笑った際に歯茎が見えすぎる「ガミースマイル」は、下側へと成長したわかりやすい例といえます。本来あるべき前後ではなく上下に顔が伸びることで、その結果、口内の範囲が狭くなり、歯並びや噛み合わせが悪くなるのです。
バイオブロック治療の特徴
顔の見た目をより自然に近づけ、健康な方向へと導く
成長期の子どもにおいて、正常な頭・顔面・顎の発育とは、小さなボールが膨らんでいく現象と似ています。上顎は水平方向へ、下顎はやや前下方に成長すると、ボールのように丸くきれいに大きくなるのです。歯並びが悪い患者さまは、この「きれいな膨張」ができていないことが多いのです。この現象をダウングロース(下方成長)と呼び、様々な不正咬合が生まれる原因といわれています。呼吸・顔貌を正し、QOLをあげていく
この異常な成長を修正し、顎と顔面を本来あるべき形・位置へと誘導していく治療が「バイオブロック治療法」です。患者さんに合わせて製作・調整した装置を付け口腔にアタックしていくことで、原因となる部分を正していくのです。最も大きな特徴は、頭蓋、顎、顔面、口腔を自然な発育にもっていくことで、咽頭部(空気の通り道)を広くできる可能性が高く、呼吸の改善がみられることです。また、顔面を自然な成長へ導き、より自然感のある方向へと向かわせることで、魅力的な顔貌を得ることができます。
根本の原因を治すので、矯正後の後戻りが少ない
舌が収まるスペースを広げるので、自然と気道が広がる
気道が広がれば、鼻の通りがよくなっていびきが治まる、アレルギー疾患が減る、背筋がよくなるなど、全身に好ましい影響を与える。- 根本の原因を治すので、矯正後の後戻りが少ない。
- 骨の成長方向が変わるので、顔つきが魅力的になる(間延びした印象の顔が丸顔に変化する)。
- 舌が収まるスペースを広げるので、自然と気道が広がる。
- 気道が広がれば、鼻の通りがよくなっていびきが治まる、アレルギー疾患が減る、背筋がよくなるなど、全身に好ましい影響を与える。
バイオブロック治療のスタート
バイオブロック治療は、治療のスタート時期が大切です。骨が柔らかく、乳歯が抜けてスペースができる時期を利用して行う治療法のため、できるだけ乳歯が残った状態で始めることがベストで、目安は5~10歳です。期間的には、永久歯が生えそろう中学1年生頃をゴールとしていますが、もちろん個人差があります。
バイオブロック治療は、単にガタガタの歯をきれいに並べるだけではありません。本来の成長に沿いながら、顔立ちを整える高いレベルでの矯正方法であり、出っ歯や受け口といったさまざまな状態に対応できるメリットもあります。お子さまの歯の状態が気になっている方は、まずはお気軽にご相談ください。
ガミースマイル
笑った時に歯茎が目立ち、見た目が気になる。
成人になってから治療をすることが多いが、イオブロックなら子どもからでも治療が可能。
バイオブロック
治療方法
- 上顎を前方、側方に拡大し、下方に降りてしまったものを本来あるべき上方に再配置させるための装置(バイオブロックステージ1)を装着する(上顎に舌がすっぽりと収まるスペースをつくる)。
- 上顎の拡大、再配置がある程度進んだら、下顎の治療を開始。前方、側方に拡大する。
- 上顎・下顎に舌が収まるスペースが確保できたら、この治療の要である装置(バイオブロックステージ3)を装着する。
☆治療開始年齢
バイオブロック治療は、治療のスタート時期が大切です。
骨が柔らかく、乳歯が抜けてスペースができる時期を利用して行う治療法のため、できるだけ乳歯が残った状態で始めることがベストで、目安は5~10歳です。期間的には、永久歯が生えそろう中学1年生頃をゴールとしていますが、もちろん個人差があります。
☆治療可能な歯並び
- でこぼこの歯並び
- 出っ歯
- 受け口
- 開咬(上下の前歯間が大きく離れている)
- ガミースマイル(笑うとたくさんの歯茎が見えてしまう)
☆治療で改善する可能性のある症状
- アレルギー性鼻炎
- 子どものいびき
ノンスクラプ金属床
お悩み | 金具が目立ちにくい入れ歯をつくりたい |
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口腔内の状況 | 上顎臼歯部欠損。 |
治療方法 | 口蓋が薄く希望されたためノンクラスプ金属床を作成 |
治療開始年齢 | 58歳 |
治療期間 | 1ヵ月 |
性別 | 女性 |
治療のリスク | なし |
費用 | 25万円 |
バイオブロック1
お悩み | 歯並びを治したい |
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口腔内の状況 | 上下とも叢生あり。左下5番の先天性欠損。右下5番の萌出方向改善の必要あり。 |
治療方法 | バイオブロック治療と右下5番の牽引 |
治療開始年齢 | 9歳医 |
治療期間 | 治療中 |
性別 | 女性 |
治療のリスク | 外科処置が必要 |
費用 | 60万円 |
バイオブロック2
お悩み | 上の前歯の歯並びが気になる |
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口腔内の状況 | 上下ともに叢生あり |
治療方法 | バイオブロック治療 |
治療開始年齢 | 8歳 |
治療期間 | 治療中 |
性別 | 女性 |
治療のリスク | なし |
費用 | 60万円 |
バイオブロック3
お悩み | 歯並びを治したい |
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口腔内の状況 | 上下ともに叢生あり。 |
治療方法 | バイオブロック治療 |
治療開始年齢 | 7歳 |
治療期間 | 治療中 |
性別 | 女性 |
治療のリスク | なし |
費用 | 60万円 |
バイオブロック4
お悩み | 受け口を治したい |
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口腔内の状況 | 反対咬合で右上2番が先天性欠損 |
治療方法 | バイオブロック治療 |
治療開始年齢 | 7歳 |
治療期間 | 4年 |
性別 | 女性 |
治療のリスク | なし |
費用 | 60万円 |